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◆ホルムアルデヒド

最近の建物は、気密性の高い住居が多くなってきました。それに伴い換気が非常に大切になってくるのですが、充分に注意をしていない傾向にあります。そのため室内環境の悪化、他の要因によるアレルギー体質の人たちの増加などから、建築材から放散される揮発性物質に関心が高まってきたのが現状です。
特に木材・木製品・クロスののりなどから放散されるホルムアルデヒドがクローズアップされるケースが多くなりました。さてそこで「ホルムアルデヒドとは何か。」といことですが、ホルムアルデヒドとはいろいろな分子をつなぐ役割をする性質があります。接着剤などによく使われており、きわめて重要な工業原料です。理科の実験でホルマリン漬けの標本を覚えていますか。ホルマリンもホルムアルデヒドの水溶液になります。ホルムアルデヒドを吸い込んだ人は頭痛・吐き気・思考力低下などの広範囲な症状を引き起こすといわれています。
しかし、その症状が出るにはグラム単位のホルムアルデヒドを吸い込む必要があるのですが、部屋の空気に混じるホルムアルデヒドは実際には100分の1の単位であり、症状を引き起こすには少なすぎる値です。ではなぜこのような症状が出るのかは、わからないのが現状です。複合的な要素で発症している可能性があります。花粉症やアトピーなどと並び、免疫系の病気は解明が難しい病気です。
最近のシックハウス対策としては、ホルムアルデヒドを使わない接着剤が使われるようになったり、酸化チタンや鉄イオンで建材をコーティングしたりといろいろ出てきています。

◆アスベスト

アスベストは、天然に産する繊維状けい酸塩鉱物で「せきめん」「いしわた」と呼ばれています。繊維が極めて細かいために飛散して吸い込む可能性があります。よく建築工事において保温断熱の目的で石綿を吹き付ける作業が行われていました。そのほかにスレート瓦やブレーキパッド、防音材、断熱材、保温材、外壁材、軒天材などで使用されていました。アスベストはそこにあることが問題ではなく、解体時などに飛び散ることが問題となります。

<アスベストが原因で発症する病気>

@ 石綿(アスベスト)肺
灰が繊維化してしまうじん肺という病気です。職業上アスベスト粉塵を10年以上吸った人に起こるといわれています。潜伏期間は15年から20年。
A 肺がん
肺がんを起こすメカニズムは十分に解明されていません。肺細胞に取り込まれた石綿繊維が物理的刺激により発生するといわれています。喫煙と深い関係があることも知られています。潜伏期間は15年から40年。
B 悪性中皮種
肺を取り囲む胸膜、肝臓や胃などの臓器を囲む腹膜、心臓及び大血管の起始部を覆う心膜などに出来る悪性の腫瘍です。若い時期にアスベストを吸い込んだ人のほうが悪性中皮種になりやすいことが知られています。潜伏期間は20年から50年。

詳しくは下記のホームページを見てください。

厚生労働省ホームページより
http://www.mhlw.go.jp/topics/2005/07/tp0729-1.html

 

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